私の父は、文学的な素養を身につけていた人ではありませんでしたが、子どもたち
のために『世界文学全集』(全 100 巻)を購入してくれていました。私は胸をとき
めかせながら、かなりの作品を読むことができました。その全集は、目下東京の私
の家に所蔵されています。その後、私がクリスチャンになったことから、全集をキ
リスト教や聖書との関係で読むことが多くなりました。今回の講座では、日本のキ
リスト教に関わる作品を取り上げて、私なりの読み解きをお伝えしたいと思います。
「キリスト教文学」と一括りにすることは必ずしも正確ではありません。そこには
多様性がありますし、クリスチャンにならなかったからこそ、かえって優れた作品
を創作した人々がいます。それらの作者にも注目していきたいと思います。
2022年4月~2023年3月 第3水曜(8月12月除く)《全10回》
第3回 山本周五郎『柳橋物語 むかしも今も』新潮社(文庫)、1964年
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2022年6月15日 (水) 14:00~16:00
場 所:Zoomによるオンライン開講
会場開催はありません
参加費:全10回(一括)8,000円、(アカデミー/早稲田奉仕園賛助会員)7,000円、(学生)4,000円