日本のキリスト教書の売上げは、1981年に20億円を超え、92年に28億円に達すると、その後2003年に20億を切り、以後下降線をたどって昨年は約12億円になりました。このキリスト教書の売上げ状況と日本キリスト教界の教勢の推移はほぼパラレルと思われます。外的要因としては、キリスト教主義学校の教科書、聖書・讃美歌等の需要減、教会の教勢不振と信徒の高齢化などが考えられます。1990年代半ば頃から教勢の低迷が見られ、教団は伝道強化を訴えて教勢の回復を図りますが、成果は見られていません。なぜそうなのか、皆さんと話し合う機会としたいと思います。