イエスが活動した当時、ガリラヤの民衆たちは、ローマ帝国とユダヤ教体制の二つによって厳しい抑圧下に置かれていました。そうした中、弱者の武器の一つである「譬え話」を通じて、イエスは民衆たちに語りかけたのです。そのメッセージは宗教的のみならず、政治的な影響力を持ち、ついにイエスは政治犯として磔刑(十字架)に処せられ、殺されました。イエスがその命をかけてまで語りかけた「譬え話」には、どんなメッセージが響いているのでしょうか。それを、ガリラヤの民衆に視座を置いて聴き取る学びを、新たに発行される『イエスの譬え話 2:いのちをかけて語りかけたメッセージは?』をテキストに共に学びます。ぜひご参加ください。
2017年4月~2018年2月 第2火曜日
全10回