20世紀は、人類の歴史の中で、多くの記録を更新しました。史上最大の戦死者、ナチによる数百万のユダヤ人虐殺、核兵器の投下―広島、長崎、運動から体制になった「社会主義」とその解体。激動の20世紀を、古典を読み解くことから、21世紀と人類の未来をともに考えあいませんか。2014年度の第一期では、19世紀の思想家を、今回は20世紀の思想家を取り上げます。戦後70年、長期の展望から未来を見据えましょう。
第2回 I. レーニン 『帝国主義論』(岩波文庫)
テキスト: I. レーニン 『帝国主義論』(岩波文庫)
日本クリスチャン・アカデミー関東活動センター運営委員、農村伝道神学校講師
長年、公立高校教員として、高校生に「よくわかるマルクスや、キルケゴール」を語ってきた実績あり。