イエスが活動した当時、ガリラヤの民衆たちは、ローマ帝国とユダヤ教体制の二つによって厳しい抑圧下に置かれていました。そうした中、弱者の武器の一つである「譬え話」を通じて、イエスは民衆たちに語りかけたのです。そのメッセージは宗教的のみならず、政治的な影響力を持ち、ついにイエスは政治犯として磔刑(十字架)に処せられ、殺されました。
イエスがその命をかけてまで語りかけた「譬え話」には、どんなメッセージが響いているのでしょうか。それを、ガリラヤの民衆に視座を置いて聴き取る学びましょう。ぜひご参加ください。
2015年4月〜2016年2月の第2火曜日(原則)全10回 18:30〜20:00
2015年5月12日 (火) 18:30〜20:00
場 所:早稲田教会ロビー
新宿区西早稲田2-3-1
参加費:1回1,200円(賛助会員・早稲田奉仕園会員1,000円、学生500円)全10回申し込み割引(会員8,000円、一般10,000円)
テキスト:『イエスの譬え話1』(定価2100円/著者割1800円)山口里子・新教出社
※テキストは第1回の講座時に著者割にて販売します。小数部のため、ご希望の方はお申し込みください。
<講師プロフィール>
山口 里子 氏
日本フェミニスト神学・宣教センター 共同ディレクター
日本聖書神学校卒、米国ハーバード大学神学部、エピスコパル神学校で学び、博士号取得の後、スト−ニーポイント・センター、ニューヨーク神学校、ニューアーク神学校で教鞭を執る。現在、日本フェミニスト神学・宣教センター共同ディレクター、恵泉女学園大学、農村伝道神学校、日本聖書神学校講師などを務める。