今、自らの最期を病院ではなく自宅で迎えたいと願う人々が増えています。東京下町において、約20年にわたり在宅での終末期治療を支援して来た、川越厚医師をお招きし、在宅ホスピスの現場から見えてきたこと、医師として考えさせられたことを、率直にお話し頂きたいと願っています。それは同時に、宗教の在り方への問いかけを含んでいます。家族とともに、宗教者がどのように終末期治療に向き合っていくかを、ご一緒に考えたいと思います。多くの方のご参加をお待ちしております。
1973年、東京大学医学部卒業。茨城県立中央病院婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長を経て、1994年より賛育会病院院長。2000年、自らのクリニックを開業すると同時に、在宅ケア支援グループ・パリアンを設立。