第2次世界大戦後ドイツとスイスで始まったアカデミー運動は、キリスト教の立場から社会が直面している問題の解決に貢献することを目指してきました。そのために、異なった世界観を持ち、また異なった専門分野や組織を代表する人々が、自由と平等を尊重し、対話を通じて、自ら人間らしい社会の実現の可能性を探る場を提供しようとしてきました。
日本におけるアカデミー運動は、ヨーロッパに学んで1960年に始まりました。現在、アカデミー運動は、関東活動センターと関西セミナーハウス及び関西セミナーハウス活動センターを拠点に行なわれています。日本クリスチャン・アカデミーは、同様の目的を持った団体の国際ネットワーク OIKOSNETに加盟しています。